菅江真澄が鹿の浦の坂、泊川の坂から眺めた海の眺望、日本海の夕陽は素晴らしい

菅江真澄の足跡を訪ねる|菅江真澄が眺めた鹿野浦からの眺望

菅江真澄は享和元年(1801)11月青森県の深浦から旅立った。
11月6日岩舘の浦(現八峰町)では、ハタハタ漁を見学した。
その後、真澄は雪がこぼれるようにさかんに降るなか小入川を目指した。
途中岸に高く打ち上げてくる浪で沓を濡らしながら浦伝いに進むと大きな岩があった。振り返り仰いで見るような高い岩を立岩と呼んでいた。
現在は立岩まで砂で埋まって波は打ち寄せてこない。

小入川の浦、椿の浦を進み鹿の浦から海の眺めを望んでいる。
私が青春時代過ごした浜田・泊川の近くに鹿の浦があり小高い山でした。
戦後進駐軍がこの眺めの素晴らしい鹿の浦で旅の途中休憩し昼食を食べていた様子を遠くから眺めていた記憶が蘇ります。今は小高い山が削られ休憩所が設けら展望台になっている。

八森地区の眺め

真澄が見た海の景色がさらに美しく眺められる。左が八森地区、右が椿の浦です。

岩館・観海地区の眺め

ここから日本海に沈む夕陽は息をのむような美しさである。

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